TO M(1981.12.13)


君を知るたび

 君を愛し

君を愛するたび

 君は遠くなった

君が遠くなるたび

 君を追いかけた

君を追いかけるたび

 君は大きくなった

君が大きくなるたび

 僕は年老いていった

僕が年老いていくたび

 君を見かけなくなった

君を見かけなくなるたび

 僕は全てを無くしていった

僕が全てを無くしていくたび

 君を思い出した

 そう、あの時の君を取り戻した


無題(初1982.11.28、 改1983.1.26)


頑に、意地になって恋をした事はないか

頑に、陰うつな思いを通し続けた事はないか

なくすものは何もないのに、

何か、一つ一つなくして行きそうで

ただ、恐ろしくて

悲しくてーー

頑に、恋心を抱き続けた事はないか

無題(1983.6.7)


話すような明日も・・・

思い出すような昨日も・・・

 なかったけれど

 覚えていてほしい

春のれんげ畑、駆け出してはころび

夏の小川、耳をかたむけ驚ろいたような瞳

 くりかえし

秋の飛行機ぐも、涙ぐみ

冬の雪景色、何を考えているの? 何を?

 くりかえし

 でも、覚えていてほしい

君を見つけた

この街のことを・・・


俳句(1998.5)


燕の子飯を食うたび朱に染まり

燕の子みんなきれいに並びをり

燕の子いなくて久しい軒の下

晴刹那風に吹かれて落ちる笹

夕焼けを畳に見てや一日終ゆる

秋祭りいまも変らむ笛の音

秋祭り満員電車の窓の外

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