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twnovel

 音楽してるとTripする瞬間がある。それで、いつまでも音楽をやめることが出来ない。今日も第六公園で爆音を出している。耳がキィーンと鳴り続け、意識が朦朧となる。でも、これはTripじゃない。なにかが違う。レイコが抜けてから、俺たちの音楽はかわってしまった。


 ノボとレイコを初めて見たのは、東通りのはずれ。ノボの六弦ベースに合わせレイコがくるくる回っている。彼らの前に腰を下ろした俺を見つけると、レイコは回るのをやめ深々とお辞儀をした。それからソプラニーノを取り出し吹き始めた。突き刺すような甲高い音。それからベースが絡む。 


 その日はずいぶん長い間彼らの音楽を聴いていた。初めて接する音楽に違和感を覚えながら。正しいかどうかも分からない音楽。正しいかどうかも分からない人生。正しいかどうかではなく、そこに身をおけるかが問題なのだ。そのとき、今まで悩んでいたことの見当違いに気づいた。




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