<< ゆき・十一月三十日 | main | おやすみ >>

無題


彼は止(や)めなかった

決して、止(や)めなかった



凍付く風が彼を苛んでも

深い雪に足を捉れても

転んでも、転んでも



暑すぎる陽が彼を嘖んでも

腐った泥に足を捕れても

倒れても、倒れても



彼は止(や)めなかった

決して、止(や)めなかった



もう、手足の感覚は無い

意識はだんだん薄れてゆく

血の匂いーー死



彼は

止(や)めなかった

決して

止(や)めなかった




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  • 2017.10.12 Thursday
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