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  • 2017.10.12 Thursday
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100首一覧(題詠blog2009より)

001:笑      風に舞う桜の花と君の髪ふり向く笑顔永遠となれ
002:一日     あと一日言い出せないでL20教室の窓見えるのは何
003:助      助手として残ることにしたんだねひとつの終わり五年目の春
004:ひだまり   学食で授業をサボる昼下がりここにはいつもひだまりがある
005:調      君たちの三歩後ろを歩いてる三度が下がる短調の日々
006:水玉     本当はね今でも時々思うんだ水玉の服似合っていたよ
007:ランチ    君がみえるこれは決して偶然じゃないランチタイムの四十五分
008:飾      飾り捨て服も心も脱ぎ捨ててただ撲がここに居るということ
009:ふわふわ   めのまえのこのふわふわとしたものが君にはみえていないようだが
010:街      川沿いの床鳴りのするアパートの跡に立つビルあの街はない

011:嫉妬     もし君に嫉妬心がなかりせばと浮かれあのボケ空回りし
012:達      一日毎渇く大地に降り注ぐやさしき雲の子供達
013:カタカナ   昔より馴れ親しんだものたちをカタカナで書き意味遠ざける
014:煮      捨てきれぬ君への想い鍋にかけ煮つめた後に残る焦げあと
015:型      最初から気付いてたんだ君はあのS20型のアンドロイド
016:Uターン    君と呼ぶ英語と同じ音の文字Uターンでは前に進めず
017:解      あの時の謎がようやく解けてくる手遅れですか始まりですか
018:格差     人としての格差の前に立ち竦むその意味さえも分からぬままに
019:ノート    今になりノートを開く僕がいて君の名前が書かれていない
020:貧      貧しさを受け入れる為の豊かさを最初にそれを捨て去っていた

021:くちばし   一心にエサを啄ばむくちばしありお願いだから止めないでくれ
022:職      職務質問です君の名前TEL君への愛は僕の天職
023:シャツ    このシャツを脱ぎはじめてのむつみあいでもはじまりは着た朝の時
024:天ぷら    お互いに観ると決めてた別れの日偽りの天ぷらねたりうむ
025:氷      静けさが今でも残る森の奥氷の底の世界が動く
026:コンビニ   明るさに惹かれるように人が来るコンビニ前に日没は無い
027:既      いつまでも僕は変われず同じ場所既視現象とはいわないんだよ
028:透明     透明な硝子の向こう君が棲むすべてみえてるつもりでいたのに
029:くしゃくしゃ 今までの僕はくしゃくしゃ転がって広げて見せる時もないまま
030:牛      牛の背の模様に観ゆるユーラシア今朝のミルクが食道越えぬ

031:てっぺん   この星のてっぺんついに見つからず上と下とが夜毎にかわる
032:世界     この世界だけがすべてと思うなよ無限の時と広がる宇宙
033:冠      冠は誰にも見えぬ服さえも僕自身さえ誰にも見えぬ
034:序      上下とか順序は関係ありません何も中身が無いのですから
035:ロンドン   ロンドン発火曜日ならベルギーよ今日も始まる旅空の恋
036:意図     胸の内意図せぬものに埋もれてく悔しいですか嬉しいですか
037:藤      藤棚の下を独りで歩み行く駆けてた頃の友の温もり
038:→      →→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→キミデシタカ
039:広      広がる広がる広がる広がる海に落としたインクのように
040:すみれ    口ずさむコートにすみれをなつかしき和製ランボーメロディにのり

041:越      一度きり決めた心を超えてゆく切ない思いおさえられない
042:クリック   もう一度逢いたいんだと打ち込めどクリック出来ぬ切ない思い
043:係      一度でも同じ係になりたくてホームルームの切ない思い
044:わさび    いつもなら平気なわさび鼻を衝く2次会の夜切ない思い
045:幕      あの日から既に幕は下りている切ない思い覆ったままで
046:常識     こんなにも切ない思いで終わるなら常識なんて消せばよかった
047:警      そのことは警告として聞いてます切ない思いのまんまいるから
048:逢      逢えぬ日が切ない思い募らせる逢える日二度と来ないとしても
049:ソムリエ   ソムリエのプロシェンプラのプチクレソン切ない思いボンボヤージュ
050:災      災いとおんなじ気持ちになるなんて切ない思いではじめたのにね

051:言い訳    言い訳を今も独りでくり返す切ない思い行く場所も無く
052:縄      縄暖簾くぐった横のふたり掛けくすんだ壁に切ない思い
053:妊娠     人類を妊娠していた地球には今のことなど思えぬままに
054:首      人類を昨日馘首になりました悲しみのなか軽やかである
055:式      人類が考えついた公式のすべての解は零でしかない
056:アドレス   人類に割り当てられたアドレスはどこまで行けども平らである
057:縁      人類がこの地に生れ落ちたのも縁であるなら何をか為さん
058:魔法     人類に決して魔法は使えないだから少しは変われたかもね
059:済      人類の生れ落ちたるこのホシが使用済みとはならないように
060:引退     人類を今日引退となりました悲しみのなか軽やかである

061:ピンク    僕は今君の街にきていますピンク電話に硬貨を落とす
062:坂      この坂を上ったところに君はいる此処からならば空しか見えぬ
063:ゆらり    ぶらんこに座りはじめて君を待つゆらり近づく紺のスカート
064:宮      宮入りの向こうに立っている君の笑顔の先は僕には見えぬ
065:選挙     選挙の日公民館に君がいた大人になって君がいたんだ
066:角      大丈夫?君こそ怪我は無かったかい?出会いはしないあの角の話(こと)
067:フルート   フルートに君は必死に息入れるその音域は指がちがうよ
068:秋刀魚    君の住むこの下町は変わりなし聞こえてきそうな秋刀魚やけたか
069:隅      隅田川をテムズ下りになぞらえて君の後ろを黙して歩く
070:CD       君の立つコーナーの棚確認し偶然装うCDショップ

071:痩      残るのは痩せた想いがひとつだけ夕べの風が強くなってく
072:瀬戸     ひとつだけ聞けなかった事があり瀬戸内の海夕焼けをみる
073:マスク    夕闇の中街灯はひとつだけマスクの中で咳ばらいする
074:肩      振り返る度にかなしみ膨らんで奴の肩越し君をみている
075:おまけ    おまけでは無い生き方を願っても恋のかけらを拾い集める
076:住      住み慣れた方丈の庵荒れ次第寂しき風が障子に映る
077:屑      幾星霜藻屑となりき祈り達層と積もりて何をか言わん
078:アンコール  そよそよとあなたが話す夏の宵こころのなかでアンコールする
079:恥      満員で手をとることの恥ずかしさ薄らいでゆく午後5時の駅
080:午後     午後3時地下街の夕は早く来るはずむ会話に射す薄明かり

081:早      早すぎる時間の中に独りいて、源となる君を抱きしむ
082:源      かの里は今宵光のアルペッジョ 源氏蛍に身を任せつつ
083:憂鬱     昨日とはかわらぬ今日をやりすごし明日からそれを憂鬱とよぶ
084:河      本当は河童だったと後で知る淵に潜りて探し求めむ
085:クリスマス  雑踏の中くちづけた何度目のクリスマスかを覚えていない
086:符      付点四分音符の長さあわせずに目と目をあわす調べは永遠
087:気分     明らかに二人にしろという空気分かっちゃいるけど去りはしないぞ
088:編      櫛通すこの黒髪を愛おしく編みこむ毎に揺れる憧憬
089:テスト    年度末テストに入り会えぬまま季節が変わる寂しさを知る
090:長      石筍が鍾乳石と出会うよな静かで長い一日終える

091:冬      冬眠から覚めた熊はまず気づく白雪姫ではなかった事を
092:夕焼け    うつむいて娘が見なかった夕焼けが今日も僕の目の前にある
093:鼻      30年ぶりの空気を吸い込めば鼻腔の奥に湧き出づるもの
094:彼方     30年ぶりに彼方を見渡せば今も変わらぬ距離だけ残る
095:卓      30年ぶりの座卓の傷を追う我が指先から瞳を上げる
096:マイナス   マイナスの気持ち育み生まれ出る絶対値でも表現ですか
097:断      断ち切った想いが自然に溢れ出し集めたものは表現ですか
098:電気     頭頂に電気が走る天啓で生まれしものは表現ですか
099:戻      戻れない処まできて踏み出した一歩一歩は表現ですか
100:好      好きなもの美しいもの組み合わせ創りしものは表現ですか


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  • 2017.10.12 Thursday
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コメント
 こんにちは。
 
 完走おめでとうございます!
 しかも二回目とのことであやかりたい、あやかりたい。
 わたしもおいかけてまいります。
なぎ様、ありがとうございます。
完走のお声がけ、うれしいです。

折り返しを過ぎたご様子ですね。
ゴールでお待ちしてます。

「あやかりたい」が繰り返されてたので、蚊帳を吊りたくなりました。
夏もあと少し、お体に気をつけて。
  • 藻上
  • 2009/08/21 9:39 AM
完走おめでとうございます!
今年も楽しませていただきました♪
ありがとうございました!
しなもん様、ありがとうございます。
完走のお声がけ、うれしいです。

季節の方も折り返し初めたようです。
秋を楽しみながら、題詠をおすすめ下さい。
ゴールまでの遠藤いや、沿道でお声がけさせて頂くかもしれません。
よろしくです。
  • 藻上
  • 2009/08/24 10:22 AM
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