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  • 2017.02.07 Tuesday
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中村成志様の「五首選会」

中村成志様の「五首選会」に参加させて頂けますか。
今年2月ごろより短歌を始め、題詠blog2008に参加させて頂きました。
詠みも読みも未熟ですが、よろしくお願いします。

 投稿100首はこちらです
 
 以前に取りあげた異首5つを自選五首とします。「虎の威を借る狐」に終わっているかもしれませんが・・・

 自選5首はこちらです

100首一覧(題詠blog2008より)

001:おはよう  おはようを云わずに去った3月の始発電車の中の朝焼け
002:次     今日あらば夢を明日へと押しやりて次のないところまできている
003:理由    その理由を問い詰めてたらよかったね この歳月が細くながれる
004:塩     塩加減間違ってたね初めから 味が濃すぎて気づかなかった
005:放     今日もまた青い地球に60億 愛を背負いて放たれている
006:ドラマ   君のこと見かけたときから終いまでドラマの中から出れないでいた
007:壁     気がつけば壁の向こうに耳を向け心を寄せる漆黒の夜
008:守     卒業の守れなかった約束をくり返している3月の雪
009:会話    鳥たちの会話が増える 森の中胸をそらせて歩いてみる
010:蝶     本当に自由なのかい陽だまりのなかを漂う蝶を眺める
011:除     この地球(ほし)で起こることざま何もかも除くことなど要らぬはずだが
012:ダイヤ   この地球(ほし)にダイヤを超えるものは無し 美しいのか ただ硬いのか
013:優     優しさのむこうがいつも気にかかり立ち止まっては縮まらぬ距離
014:泉     かの森の泉のほとり妖精に逢わんがために男(ひと)迷い入る
015:アジア   目を閉じて馳せるアジアの地平線輝く夕日が溢れ出してる
016:%     時を経て二人の距離は縮まれど1%心隔たる
017:頭     草原に風が運んだメロディーの彼方にいだく馬頭琴
018:集     思い出を探して歩く古校舎集めるそばからこぼれるくせに
019:豆腐    久方の故郷の家小さきて豆腐屋の音遠く聞こゆる
020:鳩     抱かれし少女の胸に抱かれし鳩 その詩が今は懐かし
021:サッカー  オフサイド肩震わせている君にサッカー知らぬ僕は戸惑う
022:低     梅の香が低く降り来る日曜の空高くして風渡り来る
023:用紙    足早にコピー用紙を抱きしめて過ぎ行く君にやっと気づいた
024:岸     岸辺にて水の行く末追いきれず我が心のみ此処に留まる
025:あられ   ふたりとも持て余したる昼下がり あられつまむ手そっと絡める
026:基     裏山に打ち捨てられたるステレオの剥き出しの基板 陽を返しけり
027:消毒    住所録気付かず過ぎて今抹消毒々しいな紅い棒線
028:供     今もまた生まれいずる子供たちみんな一等幸せになれ
029:杖     押入れの杖に刻みし八合目知り得ぬ事を許せる日まで
030:湯気    折々の季節感じている茶の湯気を許せども姿勢は正す
031:忍     目を合わせ言葉なくして語り合う忍ぶ気持ちを永遠に味わう
032:ルージュ  ルージュ引くわが身の哀れ映し出す恋愛(すき)と趣向(すき)との狭間漂う
033:すいか   もう二度と悲しませぬと約束すいかなることも守らんがため
034:岡     わが家の小さな窓の先にある高くも低くも遠くもない岡
035:過去    過去となる今を留めおけぬのに過去とはならぬ心の片隅
036:船     ボロ船でカンテグランデ聴いている昔も今も僕だけの部屋
037:V     Victoire Verite Valoir Veloute Vの字いつも空に広がる
038:有     有理数ふたりで表現できるのに日々出会うのは無理数ばかり
039:王子    キャンパスでいつも見ていた王子様突然の駅恋が始まる
040:粘     一度だけ粘ってみよう 春の雨諦めすぎた人生だから
041:存在    永遠の時の流れのこのときに存在していることの不思議
042:鱗     鱗ひかるきらきらひかり溢れだす一尾だけではなかったんだぁ
043:宝くじ   宝くじ 発表までときめきが告白止まり 恋に似ている
044:鈴     呼び鈴を押せず帰った明日の朝きっとこのまま転校していく
045:楽譜    楽譜からはなれて踊る君の演奏(ソロ)祈る気持ちで伴奏(バック)つとめる
046:設     リセットで設定すべて消え去りぬ今だからこそ忘れむと思ふ
047:ひまわり  地平まで咲くひまわりはスクリーンあふれ出たまま時を重ねる
048:凧     電線にかかりし凧がくるくると夜の帳が降りしあとにも
049:礼     礼節を守りしことの意味さえも面影まえに薄れゆくなり
050:確率    唐突に「はじめまして」と駆け寄った 確率なんて消えて無くなる
051:熊     告白の「はじめまして」が白熊の行きつ戻りつ似てもどかしく
052:考     きっかけの「はじめまして」を云う場所をあれからずっと考えている
053:キヨスク  今日こそは「はじめまして」のひとことを キヨスクの前立ち竦んでる
054:笛     祭りの日「はじめまして」と言えないで笛の音ともにセピアに染まる
055:乾燥    君からの「はじめまして」が浸みてくる乾燥していた僕のこころに
056:悩     あの人に「はじめまして」がいえなくて悩んでいるのを恋というんだ
057:パジャマ  パジャマ着て「はじめまして」はないだろう 君の名前をまだ聞いてない
058:帽     カウンター「はじめまして」もさりげなく睫毛の角度吾脱帽す
059:ごはん   春霞今朝のごはんの湯気に似てふたり寄り添い歩み往くなり
060:郎     太郎さん まったく無いや爆発が ガラス玉でも光ればいいのに
061:@     人々が@で繋がるや否分け隔つことに気づかず
062:浅     浅き夢たゆたううちに射し入りぬいざ瞳開け 恋が始まる
063:スリッパ  おそろいのスリッパに足さしいれる初めての時 恋が始まる
064:可憐    可憐だと云われた頃の風がふく髪をなびかせ恋が始まる
065:眩     眩しさに視線外して深呼吸木漏れ日の中恋が始まる
066:ひとりごと ひとりごと気づけば何度もくり返す鏡台の前 恋が始まる
067:葱     時間かけ玉葱甘く煮つめてる私の心恋が始まる
068:踊     踊りたくなる日はいつも南向き月曜の朝恋が始まる
069:呼吸    あの人が呼吸しているこの街の駅に降り立つ恋が始まる
070:籍     籍なんて気にしていないなんてウソ少し淋しい恋が始まる
071:メール   女性からメールしないと決めてるのいつもと同じ恋が始まる
072:緑     いちめんの緑の中を駆け回るあなたの姿恋が始まる
073:寄     初夏の風あなたに寄り添う心地して胸の片隅恋が始まる
074:銀行    策尽きて八方破れの二五銀行方に泣くは吾のことなり
075:量     生きていくのに必要なエッセンス恋の適量あたしに教えて
076:ジャンプ  ひたむきにくり返してるハイジャンプ バーの向こうに夕焼けが来る
077:横     この駅でいつもあたしの横に立つ窓(そと)を見たまま背のびしてみる
078:合図    彼見つめ照れ臭くなり目を伏せる癖と合図を勘違いして
079:児     児を持ちて知る責任と楽しみが同じものだと徐々に知りおる
080:Lサイズ  Lサイズ似合わぬ年となりにけりラフな生き方なつかしと思ふ
081:嵐     あの人に嵐のような恋してるあたしが一番好きだったんだ
082:研     木造のつきあたりにある研究室 扉開くといつでもいたね
083:名古屋   大阪とかけ離れたる東京で名古屋が思い出アルバムとなる
084:球     変化球出来ない事を嫌いだと直球をまた繰り返している
085:うがい   失敗もうがいとともに吐き出して明日への一歩となればいいけど
086:恵     恵(メグ)ちゃんを愛した頃の地平線今も変わらずここにあるはず
087:天使    もう止めてあたしのどこが天使なの溢れる言葉がすべり落ちてく
088:錯     錯覚と知りつつしがみついているあたしのついた嘘の断崖
089:減     減ってゆくあたしの中の情熱が言い訳巧くなってゆくうち
090:メダル   メダルなどいらないあたしの恋の数深さに誰も気づかないから
091:渇     渇いてく心はいったい誰のせいあたしひとりの人生じゃなし
092:生い立ち  生い立ちに捉われをれば見えざらむ今これからの歩み往く路
093:周     周りから沈み始めてゆっくりと僕の腰までつつんでしまった
094:沈黙    沈黙が僕の頭でリフレインこの頃強くなってきている
095:しっぽ   いつのまに僕のしっぽが消えたんだ誰かつかんでいたような気が
096:複     路地裏で僕の複製みた午後は何故ゆるやかに過ぎ往くのだろ
097:訴     口だけを動かし僕は訴える何を何処に置いてきたのだろ
098:地下    地下に這う根がつながりてゆるぎなし見ゆる世界は護られている
099:勇     勇気なきものなどいない現し世のあたたかき空涙ながるる
100:おやすみ  おやすみの言の葉に棲む妖精は60億の萌え出ずる希望(ゆめ)

自選集(題詠blog2008より)

題詠blog2008の振り返りです。自選と言うより整理でしょうか。
はじめに、番外編です。言い訳っぽいですが。

 抱かれし少女の胸に抱かれし鳩 その詩が今は懐かし
  〜高橋 睦郎さん
 ボロ船でカンテグランデ聴いている昔も今も僕だけの部屋
  〜友部正人さん
 地平まで咲くひまわりはスクリーンあふれ出たまま時を重ねる
  〜ビットリオ・デシーカさん
 太郎さん まったく無いや爆発が ガラス玉でも光ればいいのに
  〜岡本太郎さん
 策尽きて八方破れの二五銀行方に泣くは吾のことなり
  〜坂田三吉さん

完走報告(藻上旅人)

初めての短歌、初めての題詠、加えて始めてのブログでした。
この機会に感謝しています。
五十嵐様、ありがとうございました。

100:おやすみ(藻上旅人)

おやすみの言の葉に棲む妖精は60億の萌え出ずる希望(ゆめ)

099:勇(藻上旅人)

勇気なきものなどいない現し世のあたたかき空涙ながるる

098:地下(藻上旅人)

地下に這う根がつながりてゆるぎなし見ゆる世界は護られている

097:訴(藻上旅人)

口だけを動かし僕は訴える何を何処に置いてきたのだろ

096:複(藻上旅人)

路地裏で僕の複製みた午後は何故ゆるやかに過ぎ往くのだろ

095:しっぽ(藻上旅人)

いつのまに僕のしっぽが消えたんだ誰かつかんでいたような気が

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